[比較】インテル Core i7-11390H vs AMD Ryzen 7 5800H – 選択は明白です。
これは目撃すると恐ろしいことになるので、これを読んでいる間は子供や気の弱い人を画面に近づけないようにしましょう。Core i7-11390Hは、効率とパワーの両方を追求した結果、その両方で苦戦を強いられるという、非常に論議を呼んだチップです。
近年、AMDは消費電力に関するプロセッサの最適化でより良い仕事をしていることは公然の秘密です。したがって、RyzenとTiger Lake H35 CPUを厳密に比較するならば、低熱とバッテリー寿命の向上のために多くのパフォーマンスを犠牲にしていることになります。
今日は、Core i7-11390HとRyzen 7 5800Hを比較します。
両CPUの詳細については、こちらをご覧ください。インテル Core i7-11390H/AMD Ryzen 7 5800H
スペック表
インテル Core i7-11390H | AMD Ryzen 7 5800H | |
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アーキテクチャ | Tiger Lake H35 | ゼン3 |
リソグラフィー | 10nm | 7ナノメートル |
基本/最大周波数 | 3.40-5.00GHz | 3.20-4.40GHz |
コア数/スレッド数 | 4/8 | 8/16 |
メモリタイプ | DDR4-3200MHz、LPDDR4x-4267MHz | DDR4-3200MHz、LPDDR4x-4266MHz |
消費電力 | 35W | 45W |
キャッシュ | 12MB | 20MB |
統合GPU | インテル Iris Xe グラフィックス G7 (96EU) | AMD Radeon RX Vega 8 (R4000/5000、35/45W) |
CPUベンチマーク
Ryzenチップは3Dレンダリング性能で悪名高く、その性能をフルに発揮します。Cinebench 20では、Ryzen 7 5800Hが競合他社を79%も大きく上回っています。Photoshopに目を移すと、スコアはもっともっと接近しており、高クロックがもたらす効果を実証しています。また、Photoshopのレンダリング時間も速くなる傾向があり、これもCore i7が持つアドバンテージの1つです。それでも、PhotoshopではRyzen 7が0.7秒の差をつけてトップに立っています。
結果はCinebench R23のCPUテストによるもの(スコアが高いほど優れています)
結果はPhotoshopベンチマークテストの結果です(スコアが低いほど良い)
結論
2Dレンダリングソフトウェアを主に使用する場合、どちらのプロセッサも問題なく動作しますが、Creatorプログラムの知識を深め、瞬時に良いレベルのパフォーマンスを発揮したい場合は、Ryzenの方がはるかに動きの幅が広がります。また、今回試用したCPUを搭載したノートPCでは、TDPや性能が高いにもかかわらず、ほとんどの製品がバッテリー駆動時間が長い傾向にあります。Ryzen 7を搭載したノートパソコンの価格は、新しいZen 3+ファミリーのRyzen 6000シリーズがゲーミングノートとクリエイターノートの両方に搭載されて店頭に並ぶため、下がる可能性が高いでしょう。