[比較】インテル Core i7-11600H vs. インテル Core i7-11370H – Core i7-11370Hには説得力がある。

今日は、2つのCore i7 CPUの対決です。1つは全く新しいCore i7-11600Hで、これはCore i7-11800Hの不幸な双子で、2コアと4スレッドが欠けています。

対戦するCore i7-11370Hは、ベースクロックが3.30GHzで、最大4.80GHzまでブースト可能という強力なスペックを持っているので、見逃すことはできません。その他のスペックとしては、4コア/8スレッド構成で、TDPは35Wと低く、i7-11600Hに比べてキャッシュが6MB少なくなっています。

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今回は、インテル Core i7-11600HとCore i7-11370Hの比較です。

両CPUの詳細はこちらをご覧ください。インテル Core i7-11600H/Core i7-11370H

スペック表

インテル Core i7-11600Hインテル® Core i7-11370H
アーキテクチャタイガーレイクH45タイガーレイクH35
リソグラフィー10nm10nm
ベース/最大周波数2.90~4.60GHz3.30-4.80GHz
コア数/スレッド数6/124/8
メモリタイプDDR4-3200MHz, LPDDR4x-4266MHzDDR4-3200MHz, LPDDR4x-4266MHz
消費電力45W35W
キャッシュ18MB12MB
統合GPUインテル® アイリス・ゼー・グラフィックス G7 (96EU)

CPUベンチマーク

高速化にかかわらず、コア数とキャッシュの多さがCore i7-11600Hの手腕(この場合はスレッド)を発揮しています。Cinebench R20の3Dレンダリングでは52%、Photoshopでは1秒近くも速いスコアを出し、相手を大きく上回りました。

結果はCinebench R23のCPUテストによるもの(スコアが高いほど優れています)

結果はPhotoshopベンチマークテストの結果です(スコアが低いほど良い)

結論

Core i7-11600Hは、より高い出力と優れたスペックにより、3Dと2Dの両方のレンダリングで優れた性能を発揮し、その実力を確実に示しました。ただし、3Dレンダリングの差は見過ごせないほど大きいものの、1秒はそれほど長い時間ではないため、写真編集やグラフィックデザインを主な目的とするならば、Core i7-11370Hを選択しない理由はないと思います。ただし、コア数の増加とキャッシュの増加は、ゲーム体験の向上につながることを覚えておいてください。

インテル Core i7-11600Hを搭載したすべてのノートパソコン。

インテル Core i7-11370Hを搭載したすべてのノートパソコン。

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