[スペック・情報・価格】MSI Creator Z17 (12Ux) – パワフルなハードウェアと大きなディスプレイをポータブルなボディに搭載

これまでにも「Creator Z16」がありましたが、MSIは「そろそろアップグレードの時期」と考えています。今回のCreator Z17は、より大きなディスプレイ、Alder Lake-Hシリーズのプロセッサ、そしてRTX 3080とRTX 3070の新しいTiバージョンを搭載しています。

クリエイター向けのデバイスであるため、ディスプレイの性能を高める必要があり、ハードルが高いです。また、MSIのウェブサイトにあるノートPCのウェルカムページでは、「Tech meets Aesthetic」というモットーが前面に押し出されており、MSIの目にはこのノートPCもアートのように映っています。

今日は、MSI Creator Z17 (12Ux)の概要をご紹介します。

MSI Creator Z17 (12Ux)の販売価格は3,249ドルからとなっています。

MSI クリエイターZ17(12Ux)。フルスペック

デザイン

Creator Z17は、1枚のアルミニウムから作られたCNCアルミニウムボディを採用しており、接続されたパーツが多くなることでノートPCの耐久性が向上しています。蓋と底面にはシャープなエッジと丸い角が付き、蓋にはシンプルなMSI Dragonロゴが入っています。側面と背面には、合計4つの放熱口があります。外形寸法は2.49kg、厚さは19mmとなっています。

ディスプレイ

ディスプレイは、対角線17インチ、QHD+解像度、アスペクト比16:10、IPSパネル、リフレッシュレート165Hzのものを1種類用意しています。さらに、DCI-P3の色域を100%カバーし、TrueColorによるユニット単位のキャリブレーションを搭載しています。また、このパネルはスタイラスにも対応しているので、そのまま絵を描くこともできますが、目の前にキーボードがあるとちょっと面倒ですよね。

仕様と機能

Z17は、自他共に認めるCreatorノートPCとして、Alder Lake HシリーズのCore i7-12700HとCore i9-12900Hを搭載しています。Core i7-12700HとCore i9-12900Hは、パフォーマンスコアとエフィシェンシーコアで構成されるbig.LITTLE思想を採用し、圧倒的なパフォーマンスと電力効率の向上を実現しています。グラフィックス面では、通常のRTX 3080と、そのTi対応モデルがあります。また、RTX 3070 Tiもあり、いずれも数日間のレンダリングが可能です。NVIDIA社によると、Tiバージョンは、Adobe社のCreator Cloudを含むワークステーションでの使用に関して改善されているそうです。

クリエイターデバイスということで、電源プラグ、2つのThunderbolt 4ポート、3.5mmオーディオジャック、SDカードリーダー、USB Type-A 3.2(Gen.2)ポート、HDMIコネクターを備えたI/Oが搭載されています。

冷却についても大きく取り上げられており、ここでのソリューションは、合計5本のヒートパイプと、0.2mmの非常に薄いブレードを持つ3つのファンを搭載しています。Cooler Boost Trinity+」と名付けられたこのソリューションは、Alder Lake-HとRTX Ampereのハードウェアを抑制するのに必要な機能を備えているように見えます。

すべてのMSI Creator Z17(12Ux)構成。

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