NVIDIAが最新グラフィックドライバを公開、DirectX 12のゲームで最大24%の性能向上を示す
NVIDIAは、数週間ごとに新規および更新版のGame Readyドライバをリリースし、パフォーマンスの最適化とお客様への継続的なサポートに役立てています。これは、新しいゲームがリリースされた場合も同様で、現在利用可能なハードウェアでゲームをできるだけスムーズに実行できるようにするのはGPUメーカー次第だからです。
そこで、新しいGeForce Game Ready 522.25 WHQLドライバの出番です。新しい40シリーズのAda GPU(今のところRTX 4090のみ)をサポートするだけでなく、30シリーズにもいくつかのブーストが追加され、特定のゲームでは最大24%まで向上していることが確認できます。
このような見出しは大目に見るべきですが、もしこの性能数値の半分だけが本当なら、40シリーズが登場する中で、RTX 30シリーズGPUの寿命が延びたと見ることができます。このドライバは、新しいシェーダコンパイルの最適化をもたらすとともに、CPUのオーバーヘッドを低減しています。最後に、Forza Hoziron 5とF1 22はResizable BARに対応し、CPUがGPUメモリにフルアクセスできるようになり、テクスチャや環境のロードが高速化されました。
対象ゲームの一覧は、以下のとおりです。
- アサシンクリード ヴァルハラ:最大24%(1080p)
- バトルフィールド 2042:最大7%(1080p)
- ボーダーランズ3:最大8%(1080p)
- コール オブ デューティ ヴァンガード:最大12%(4K)
- コントロール:最大6%(4K)
- サイバーパンク2077:最大20%(1080p)
- F1 22:最大17%(4K)
- ファークライ6: 最大5% (1440p)
- フォルツァ ホライゾン5:最大8%(1080P)
- ホライゾン ゼロ・ドーン:コンプリート・エディション:最大8%(4K)
- レッド・デッド・リデンプション2:最大7%(1080p)
- シャドウ オブ ザ トゥームレイダー:最大5%(1080p)
- トム・クランシーズ・ザ・ディビジョン2:最大5%(1080p)
- ウォッチドッグス:レギオン:最大9%(1440p)
ドライバーパッケージの中には、新しいGA102ダイを使用したRTX 3070 Ti、GA104とGA106ダイをそれぞれベースにしたRTX 3060 TiとRTX 3060を含む新しいRTX 30シリーズグラフィックスカード用のデータが含まれているようです。 また、新しいGDDR6Xメモリも持ってくるはずで、これは巷で流れている噂を裏付けるものでしょう。