[スペック・情報・価格】クラウドコンピューティングに賭ける「HP mt22」を発表
HPの新しいmt22は、最速のハードウェアを搭載していません。しかし、HPでは、このノートパソコンは、クラウドサービスを利用して計算負荷を処理しながら、可能な限り軽量化するように作られているので、必要ないとしています。また、このノートパソコンは、価格にも反映されており、かなり手頃な価格となっています。
また、このマシンにはHPのThin OSが搭載されています。Thin OSは、より安全性が高く、リソースの消費を抑えると同時に、Windowsの起動も可能なので、選択肢が豊富にあります。
今日は、そんなHP mt22を簡単にご紹介します。
HP mt22は現在、504.00米ドルから販売されています。
HP mt22:フルスペック
デザイン
廉価版でありながら、蓋やベースカバーにアルミニウムを採用したノートPCです。また、MIL-STD-810H規格のテストに合格しているとのことです。MIL-STD-810H規格とは、ノートパソコンに極端な温度、振動、衝撃、湿度などのテストを行う規格です。これらにより、かなりの耐久性を実現しています。デザイン面では、角ばった箱型のデザインで、HPのブランドロゴは最小限に抑えられており、ベゼルは予想よりも太くなっています。重量は1.60kg、厚さは18mmとなっています。
ディスプレイ
2つの14インチIPSディスプレイを搭載しています。1つ目のディスプレイは1366×768p、2つ目のディスプレイはフルHDの解像度です。どちらのディスプレイにもアンチグレア加工が施されているため、内部のコンテンツを常に確認することができます。
仕様と機能
スペック的には、このノートパソコンは3年前のデュアルコアCPUであるインテルCeleron 5205Uを搭載しています。ウェブ閲覧や動画視聴には問題ありませんが、それ以上の機能は期待できません。また、インテルUHDグラフィックスを搭載していますが、これは時代遅れで、インテルの新しいIrisグラフィックスのレベルには到底及びません。
さらに、このノートパソコンに搭載されているLinuxベースのThin OSは、自己修復機能付きBIOSやロックされたファイルシステムなど、セキュリティが強化されており、不正なアップデートを抑止します。
また、ステレオスピーカーや指紋認証システムなどの機能も充実しています。I/Oも充実しており、現時点では古めかしく、周辺機器に使用すべき3つのUSB 2.0ポート、USB Type-C 3.2(Gen.1)ポート、HDMI 1.4コネクター、SDカードリーダー、RJ-45コネクター、3.5mmオーディオジャックで構成されています。