[比較】インテル Core i5-12500H vs インテル Core i5-11400H ~大幅な世代交代を実現
Core i5-12500Hと他のプロセッサーの比較の最後を飾るのは、まさに世代から世代への性能のジャンプを示すものだろう。
Core i5-11400Hは、低価格のゲーミングノートPCに適したチップですが、性能と効率に関してはRyzen 5 5600Hに及ばないものでした。私たちはすでにi5-1200HがRyzenに何をしたかを見ており、それはここで見ることができます。
今日はIntel Core i5-12500HをCore i5-11400Hと比較します。
両チップの詳細はこちらでご確認ください。インテル Core i5-12500H/Core i5-11400H
スペック表
インテル Core i5-12500H | インテル Core i5-11400H | |
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アーキテクチャ | Alder Lake H | Tiger Lake H45 |
コア数 / スレッド数 | 12/16 | 6/12 |
クロック速度 – ベース/ブースト | 1.80 – 4.70GHz | 2.20 – 4.50GHz |
キャッシュ | 18MB | 12MB |
リソグラフィー | 10nm | 10nm |
TDP | 45W | 45W |
メモリタイプ | DDR5-4800、LPDDR5-5200、DDR4-3200、LPDDR4x-4267 | DDR4-3200、LPDDR4x-4267 |
統合GPU | インテル Iris Xe グラフィックス G7 (80EU) | インテル UHD グラフィックス Xe 750 (16EU) |
CPUベンチマーク
Cinebench 20では60%の性能向上があり、考えてみれば正気の沙汰とは思えない。でもね、次世代CPUが文字通り先代の2倍のコア数を持ちながら、4スレッドの追加、キャッシュサイズの増加もきちんと行っているのだから、何を期待してもいいのでしょう。Photoshopでのテストでは、i5-12500Hはほぼ1秒速くなりました。
結果はCinebench R23のCPUテストによるもの(スコアが高いほど優れています)
結果はPhotoshopベンチマークテストの結果です(スコアが低いほど良い)
まとめ
インテルが1世代で達成したことは、驚くべきことです。これは、特定の企業が長くトップに立つと、人為的に進歩を停滞させ、作業負荷を軽減し、迅速な革新を行わないという理論に、間違いなく真実を突きつけるものです。ありがたいことに、インテルとAMDはともに非常に競争力が高く、常にお互いを刺激し合いながら改良を続けています。そのため、年を追うごとに、より新しく、より良い製品を手に入れることができるのです。もちろん、純粋な生産性にはCore i5-1200Hが適していますが、純粋なゲーミングノートPCを探しているのであれば、GPUに重点を置いているCore i5-11400Hはまだしばらくの間適切な存在であると言えます。