[比較】インテル Core i7-11390H vs AMD Ryzen 5 5600H – 何をするかに大きく依存する。
ゲームやCreativityに最適なCPUの1つは、間違いなくミドルレンジのRyzen 5 5600Hです。IntelのCore i5-11400Hやi5-11500Hと同様に、6コア12スレッドを採用しており、さまざまなタスクに対応できるかなり良いスイートスポットとなっている。
RTX 3070やRTX 3080といったミドルレンジからハイエンドまでのGPUを扱えるだけの性能を持っています。Core i7-11390Hを試すには、ノートパソコンで最も広く使われているプロセッサーの1つを相手にするのが一番です。
本日は、Core i7-11390HとRyzen 5 5600Hを比較します。
両CPUの詳細については、こちらをご覧ください。インテル Core i7-11390H/AMD Ryzen 5 5600H
スペック表
インテル Core i7-11390H | AMD Ryzen 7 5600H | |
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アーキテクチャ | Tiger Lake H35 | ゼン3 |
リソグラフィー | 10nm | 7ナノメートル |
基本/最大周波数 | 3.40-5.00GHz | 3.30-4.20GHz |
コア数/スレッド数 | 4/8 | 6/12 |
メモリタイプ | DDR4-3200MHz、LPDDR4x-4267MHz | DDR4-3200MHz、LPDDR4x-4266MHz |
消費電力 | 35W | 45W |
キャッシュ | 12MB | 16MB |
統合GPU | インテル Iris Xe グラフィックス G7 (96EU) | AMD Radeon RX Vega 8 (R4000/5000、35/45W) |
CPUベンチマーク
3Dレンダリングベンチマークやパフォーマンスにおいては、一般的にAMD CPUの方がはるかに優れており、以下の結果はその明確な証拠と言えるでしょう。Ryzen 5は、Cinebench 20で48%高いスコアを記録しながら、Core i7よりほんの少し(約0.3秒)遅くなっています。
結果はCinebench R23のCPUテストによるもの(スコアが高いほど優れています)
結果はPhotoshopベンチマークテストの結果です(スコアが低いほど良い)
まとめ
この比較から何を得ることができるでしょうか。主なものは、自分のワークフローに合ったノートパソコンを選ぶべきだということです。BlenderやUnreal Engineを使ったヘビーな3D作業をすることが多いなら、Ryzenはその分野のクリエイターを目指す人にとって良い選択肢になるでしょう。2Dレンダリングでも競争力がありますが、Core i7がわずかにリードしています。また、価格も非常に重要で、知識のないお客様がCore i7のマーケティングを見て、すぐにその製品に引き込まれてしまうことがあります。そのため、信頼できる情報源からのレビューを常にチェックし、十分な情報を得た上で、自分に合った決断をする必要があります。