[比較】Intel Core i7-12700H vs Apple M1 Max ~よりスパイシーなバトルで、よりスパイシーな結果へ
M1 Maxは、エコシステムがさらに閉鎖的になりつつあるAppleの本気度を示すもので、マニアにはありがたくないものです。しかし、これこそが、OSやMac専用アプリができるだけよく動くように最適化されているため、デバイスからこれだけのパフォーマンスを吸い上げることができるのです。
今日はM1 Maxをテストします。Core i7-12700Hというかなりの強敵が登場し、究極のWindowsノートPC vs MacBook Pro対決となります。
本日は、インテル Core i7-12700HとApple M1 Maxを比較します。
両CPUの詳細はこちらでご確認いただけます。インテル Core i7-12700H/Apple M1 Max
スペック表
インテル Core i7-12700H | Apple M1 Max | |
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アーキテクチャ | Alder Lake H | ARM |
コア数 / スレッド数 | 14/20 | 10/10 |
クロックスピード(ベース/ブースト | 2.30 – 4.70GHz | 0.60 – 3.20GHz |
キャッシュ | 24MB | 48MB |
リソグラフィー | 10nm | 5nm |
TDP | 45W | 30W |
メモリタイプ | DR5-4800、LPDDR5-5200。 DDR4-3200MHzの場合。 LPDDR4x-4267MHz | LPDDR5-6400 |
統合GPU | インテル Iris Xe グラフィックス G7 (96EU) | Apple M1 Max GPU (32コア) |
CPUベンチマーク
Cinebench R20のスコアがそれを物語っており、Core i7はM1 Maxを120%上回るスコアを叩き出しています。
Cinebench R23ベンチマークは、Apple Siliconに最適化されているため、SoCの性能をよりよく表現できるはずです。Core i7は依然として高いスコアを出していますが、47%とかなり大きいものの、その差は縮まっています。
シネベンチ R23 | |
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インテル Core i7-12700H – MSI Vector GP66 | 18244(+47%) |
Apple M1 Max – Apple MacBook Pro 16 | 12390 |
結論
インテルは、1世代でAMDとAppleを抜き、ノートPCの分野で再び優位に立ち、最新世代のCPUは止められなくなりそうです。さらに、M1 Ultraがノートパソコンに搭載されるかどうかは不明ですし、Zen 4チップは年末に発売される予定なので、競合他社からの回答はまだ先になりそうです。